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  ◇ page.108 完  2006.05.18

  • キラ消滅、その後・・・

  • 月が死に、そしてキラが消えてから1年・・・。世界は、再びキラがいなかった世界に戻っていたのでした。キラのいないこの世界を平和と取るかそうでないと取るか、どちらが良いかなんて事は言いませんし、正しい答えがあるわけでもありません。しかし、要因がどうあれ犯罪が減ったのは事実。これは認めなければなりません。それにも拘らず元の世界に戻ってしまったのは、人間であるが故。そのことを示すのにシブタクや良チンを思わせる懐かしいキャラが再登場。いや、実に分かりやすい。

    そして1年が経ち、それぞれのメンバーがどうなったかと言うと、キラ事件が終わった松田と伊出は、一警察官として日々仕事を全うしている様です。また相沢はと言うと、これは次長?Lと通信しているようですし、キラ事件の解決を買われてそこそこの役職になったのでしょうか。その肝心のLですが、ニアが継いでいます。継いだのはニアなんですが、板チョコをかじっている辺り、ニアはメロと共に継いだLなんだという風に考えている気がしますね。あと、ロジャーがワタリに。見た目なんてバッチリじゃないですか。
    ・・・で、リュークは?ミサは?残念な事に、その後を描かれない人物が多数います。夜神家くらいは1シーンでも良いので登場して欲しかったですが、思えば総一郎も月も死んでしまった夜神家・・・何とも悲しい結末でしたね。

  • 松田の願望

  • >松田「だってニア絶対魅上を殺してますよ。」
    倉庫での対峙の10日後、獄中で発狂して死んだ魅上。
    それを松田はニアがノートに魅上の名前を書いたからだと推理します。本物のノートを手に入れたニアが「魅上照 ノートを偽と疑う事も本物かどうか試す事もなく2010年1月28日 YB倉庫に13時30分に来て その十日後発狂して死亡」と書く事により、自らの策を遂行することが出来たと。確かに、そのようなことを書けば魅上はノートが偽という事に気付く事無くあの倉庫に来ていたでしょう。しかし、「ジェバンニに本物のノートをすり替えられた」、この時点でもう負けなんですよ。もっと言えば、ニアに本物の存在を気付かれた時点で月は負けていたようなものです。手に入れたノートに魅上の名前を書くも書かぬもニア次第。ニアはノートを手に入れる為キラを追っていた可能性だってあるのです。まぁ、最終回で突然こんな可能性を提示されても困るだけですが。

  • 集いしキラ信者

  • 夜、月に向かいキラという神に祈る信者達・・・圧巻のシーンです。まさに、このシーンにデスノートの全てが詰め込まれているような気がしました。新世界の神になる事は出来なかった月ですが、死を持ってようやく真の神と呼ばれる存在になることが出来たわけです。彼らの心の中にキラは永遠に存在し続けることでしょう。そして、彼らがキラのことを忘れない限り、また月も永久に不滅であると。

    ところで気になる最後の女性、ミサのようにも粧裕のようにも見えなくないですが、一体誰なんでしょう?恐らくは、キラ復活を願う女性の一人というところでしょうが、何か秘密が隠されているのではないかと思ってしまいますよ。

  • 最後に・・・

  • デスノートという偉大な作品に出会えた事、本当に感謝しています。
    デスノートを初めて読んだのは読み切りの時でしたが、思えば読み切りの時に既に群を抜いていた面白さでしたね。連載が開始されてからは、息もつかぬ展開と、予測出来ないシナリオ・そして画力の高さが相まって毎週ハラハラさせられたものです。中でも第1部ラスト、Lが殺された時が一番衝撃でしたね。ネットや各方面でも大きな話題となりました。そんなデスノートも遂に終焉。作者が意図していたかどうかは分かりませんが、デスノートを通して伝えたかった事は、何が正義で何が悪かなんて誰にも決めることは出来ない。自分の信じる正義こそ本当の正義だと。それはデスノートという作品においても変わらず、誰が正しくて誰が間違っているとか、ニアがノートを使ったとか使ってないとか、真実は明かされませんでしたが、私たち読者それぞれが考えた答えこそが真実なんだと。そういう風に受け取っておきます。
    約2年半、デスノートには本当に楽しませてもらいました。このような素晴らしい作品を創り上げた大場・小畑両先生、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

    当サイトの今後について少しお知らせを。ジャンプでの連載という形のデスノートは今回で終わってしまいましたが、6月に実写映画の公開が控えていますし、アニメ化やゲーム化など、まだまだ止まるところを知らないデスノート。そういう事ですので、連載が終了しても、当サイトでは引き続きデスノートに関する様々な情報をお伝えしていきたいと思っています。今後は毎週ではなく不定期更新になると思いますが、これからも宜しくお願いいたします。

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    ◇ page.107 幕  2006.05.10

  • 月、死す・・・

  • >月「おまえのノートにこいつらの名前をおまえが書くんだ。」
    >リューク「いや、死ぬのはライト、おまえだ。」
    窮地に追い込まれ、ニア達の名前を書くようリュークに助けを求める月。
    しかし、リュークが月の味方をするわけがありません。リュークは常に傍観者という立場なのですから。とは言っても、監視カメラを探した時や、日本の捜査本部にキラの使いとして来た時など、確かに以前月に協力した事はありました。では、なぜ以前は月を助けておいて今回は助けないのか?答えは簡単、今までの協力はあくまでも「面白」を求めての協力だったからです。あとリンゴもですね。
    つまりリュークは、たとえ今回月を助けたとしても「面白」い展開にはならないと判断したのでしょう。まぁ詰まるところ、リュークは今回の件で月に飽きてしまったということでしょうね。

    >月「ち、ちくしょう・・・・・・」
    そしてリュークのデスノートに名前を書かれた月・・・死ぬまであと40秒。この40秒が月の人生の中で最も最悪な40秒であった事は、月の様子を見れば良くわかります。ところで、月はこの最期の40秒の間に一体何を考えていたのか。「死の先は天国でも地獄でもない」というリュークの言葉を思い出したりもしていましたが、決してそれだけではないはず。他にも色々と思う事はあったでしょう。しかし、後悔とか懺悔とかそういう気持ちは全く無いと言って良いと思います。ただ単に「ちくしょう」、これに尽きますね。人生最後の言葉が「ちくしょう」というのもどうかと思いますが。

    ところでリューク、月を殺したまでは良いですが、結局月が死んだことで再び退屈になってしまいました。一体これからどうするんでしょう?死神界に戻ったところで、また退屈な日々は目に見えています。そんな退屈な毎日に戻ると考えると、きっとリュークはまた別の退屈しのぎを始めるはずです。となると、再びデスノートを地上に落として・・・なんてことも有り得るわけですよ。

  • 次回「完」

  • キラである月が死んだ以上、あとは終焉に向かうのみ。いよいよ最終回ですか。

  • デスノートノベライズ発売決定

  • ここでお知らせ。何と作家・西尾維新先生によるデスノートの完全オリジナル小説「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」が、2006年8月1日に発売されることが決定しました!ロサンゼルスBB連続殺人事件といえば、南空ナオミがFBI捜査官としてLの下で働き、犯人逮捕に導いたあの事件です。page.15「電話」で一回出てきたきりですが、まさかこの事件がノベルになるとは。けど、これじゃ月が出て来れないじゃないですか。

    >> DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

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    ◇ page.106 殺意  2006.04.26

  • 時間と隙

  • >月「ノートが本物か、偽物か。」
    ニア達に追い詰められた月は、腕時計に仕込んだノートに名前を書く為ニアにハッタリをかける。 その策とは、相沢が持って来たノートが偽物かもしれないという事。
    ・・・だから何だという話ですが。月自らキラであることを宣言した今、ニアの言うように、ノートが本物であるとか偽物であるとかそんな事はどうでも良いのです。ノートの検証は月を逮捕した後にやればいい事ですし、今はキラを捕まえることが最優先。だからこそ、キラさえ捕まえれば十分だったという訳です。

    結局この策でニアを騙す事は出来ませんでしたが、そんな事は月も承知の上。そもそもこの策自体、ニアを騙すための策ではなく、ニア達から隙と時間を得るための策なのですから。しかしこの策にはもう一つ、ニアが月を殺すつもりがあるかどうか確かめるという意味もあったようです。そして、ニアがノートを試す気も、自分を殺す気も無いことを悟った月は、いよいよノートに名前を書こうと動き出します。

    >月「Nate River・・・2秒・・・いや1秒・・・やってやる!」
    無理です無理です。ちょっと試してみましたが、どんなに頑張っても3,4秒はかかりますね。これを1秒で書こうと思った月の自信は一体どこから・・・。そもそも、これを1秒で書ける人っているんでしょうか?

  • 松田の思い

  • >松田「殺す・・・こいつは殺さなきゃ駄目だ」
    月がノートにニアの名前を書こうとしたその時、松田が月に向けて発砲。
    捜査本部の中で唯一、キラの行動は正しいんじゃないかと疑問を投げかけていた彼がキラに向かって発砲したのです。 恐らく、松田はまだキラが完全な悪であるかどうか悩んでいるかもしれません。しかし、総一郎を死に追いやった月は彼の中では完全に悪、憎むべき悪なのです。そして何より、総一郎を最も信頼し尊敬していたのは他でもない松田だったのではないでしょうか。

  • 無様な月

  • 混乱し、ミサや既に死んだ高田にまで助けを求める月。もう見てられません・・・。
    先週までは、まだ月が勝つ可能性も残されていました。実際、松田が発砲しなければニアだけは殺せていたかもしれません。しかし今週でその希望はついえ、後は一体どんなラストになるのか見守るだけになりました。
    以前、「ノートを使った人間は不幸になる」という言葉があったように、確かにノートを使った人間は皆不幸になりました。唯一不幸では無いと思われた月も、まさか今の状況で幸せな訳が無いでしょう。結局のところ、月が幸せになれない事は最初から決まっていた事なのでしょうか。そして、これから月はどうなってしまうのか・・・。

  • 次回「幕」

  • キラとしての新世界の幕開け・・・なわけないですね。ついに閉幕ですか。

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    ◇ page.105 無理  2006.04.19

  • 月の正義

  • >月「僕はキラ、そして新世界の神だ。」
    キラであることを自白した月は、ニアにキラとしての考えを語ります。
    キラが法であり、キラこそが正義。そして、キラを捕まえようとするニアこそが悪であると主張する月。

    デスノートを読むに当たって、この月の考えについては理解しなければならない・・・とは言いませんが、きっちりと知っておく必要があると思います。また、今回初めて月が他人にキラとしての考えを伝えた事になりますが、結局の所ニアの言う様に、何が正義で何が悪かなんて誰にも決められないんですよね。ましてや誰もが悪だと感じる「殺人」を肯定している月ですから、受け入れ難いのも事実です。但し、世界の犯罪が7割減少するなど、確かに世界は平和になって来ているのかもしれません。最大の問題は、「犯罪者を殺す上での平和」と「犯罪者と言えども殺してはいけない」のどちらに重みを置くか、ということでしょうか?そもそも、キラが今後存在し続けたとして、果たして新世界が誕生するのかどうかさえ疑問です。犯罪が消滅するなんてこと、本当に有り得るんでしょうか?

  • ニアの正義

  • >ニア「あなたはただの人殺しです。」
    犯罪者であれ何であれ、人を殺せば人殺しでしかないと告げるニア。
    まぁ月の考えを聞いたぐらいで自分の中の正義が変わるわけ無いでしょうし、変わってしまっては困ります。しかし、ニアが言っていることって、「殺人は悪」という様に極めて当たり前の事なんですよね。ですから、月には共感できなくとも、ニアのこの意見は分かるという人も多いのではないでしょうか。ただ、もっともらしい事を言っているだけで、月の主張と比べ何か物足りないんですよね・・・。

  • 腕時計を見つめる月

  • >月「言ってもわからぬ馬鹿ばかり・・・。」
    恐らく、月は腕時計の中に仕込んであるノートの切れ端を使おうとしているのでしょう。しかし、この状況で一体何が出来るのかと。腕時計をカチカチして切れ端に書き込もうとするところまでは出来たとしても、そこから先はまず無理。ニアの名前を書くとしても数秒はかかるし、そもそもニアだけ殺せたとしても月が有利になるわけではありません。名前を書くならその場にいる全員、少なくともSPKメンバー全員の名前を書きこむ必要があると思います。
    それと忘れてはならないのが、ノートに書き込んでから実際死ぬまでに40秒の間があるということ。この40秒がある為に、月は絶対に書き込むことを気付かれてはいけません。しかし、切れ端でも殺せることを知っているニアがまさか見逃すでしょうか?となると、脱走以外手が無いような・・・。

  • 次回「殺意」

  • 日本の捜査本部の誰かが月に殺意を抱く、といったところでしょうか。
    月は常に殺意を抱いてますからね。

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    ◇ page.104 答  2006.04.11


  • >ニア「メロのおかげです。」
    この言葉から、メロが高田を誘拐したことで、ニアが偽物の存在に気付いたのではないかなと予想していましたが、どうやらその通りのようです。ただ、それで何故ニアが偽物の存在に気付いたのか?これがどうしても分からなかったのですが、答えは「高田誘拐時、魅上も本物に書き込んでいた」。これは盲点でしたね。見事に月が殺したものだと騙されていました(実際殺したのは月ですが)。

    >ニア「銀行に隠しておいた本物を・・・。」
    高田誘拐の報を聞いた魅上は、銀行に隠しておいた本物のノートに高田の名前を書き込んでいたとのこと。結果的にこの行動が、尾行していたジェバンニに不信感を抱かせ、そしてニアに偽物の可能性を気付かせてしまったわけですね。
    月から余計な事はするなと指示されていたにも拘らず、魅上が本物のノートを使ってしまったこと、これが最大の敗因である事は確かです。しかし、魅上は月が監視され動けないものだと認識していたからこそ、今回の行動を起こしたわけです。実際相沢たちの監視がもっと徹底していれば、月は高田を殺すタイミングはありませんでした。そういう意味で、今回の魅上の行動に非があるとは思えないし、極めて妥当な判断だったのではないでしょうか。

    >ニア「二人ならLに並べる、二人ならLを超せる。」
    メロとニアについては第2部開始当初から、三つ巴の戦いになるのか、それとも月VSメロ&ニアという構図になるのか、という大きく分けて2つの意見があったと思います。最後までお互いが真に協力をする事は無かったメロとニアですが、心の中で通じるものは少なからずあったことでしょう。もはや二人が力を合わせキラに勝利したと言っても過言ではないと思います。メロの死は一体何だったんだという話もありましたが、これでメロも浮かばれるというものです。

  • 自白した月

  • >月「そうだ、僕がキラだ。」
    自白は絶対に無いと言い切っていた月ですが、ここに来てついに自白。自白とは言っても、月の表情を見る限りまだ何か企んでいそうな印象を受けますね。どうやら、まだ完全に諦めた訳では無いようです。しかし、何かしらの策を用意していたとしても、果たしてこの状況の中で実行できるのかという疑問が拭い切れませんが。

    もし月が負けるとして、それはそれで良いのですが、魅上にノートの試し書きを指示していなかったり、ノートの隠し場所もセキュリティの甘い旧式の貸金庫だったりと、明らかにミスが多い。しかも、それは必然的なミスではなくどれも改善できたミスなのです。どうせ負けるのだったら、完璧な策を用意して、それでもニアにその上を行かれ負けてほしかった・・・という少し腑に落ちない点を一つ。

  • 次回「無理」

  • 無理と言われて一番に思うのは月の逆転。このまま終わってしまうのか・・・!?


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